麺類

ペペロンチーノ3人前|フライパン1つで作るワンパンレシピ

「ペペロンチーノを3人前作りたいけど、鍋とフライパンで洗い物が増えるのが面倒」——そんな人向けのレシピです。

このレシピはフライパン1つだけで完結します。パスタを別茹でせず、そのままフライパンで茹でてソースを絡めるので、鍋もザルも使いません。加熱時間は約5分、下ごしらえを入れても10分ほどです。

記事の後半に2人前〜6人前の分量早見表を載せています。家族の人数に合わせてそのまま作れます。

フライパン1つで作ったワンパンペペロンチーノ3人前

このレシピの3つの特徴

1. 鍋を使わないので洗い物がフライパン1つ

普通のペペロンチーノは「パスタを茹でる鍋」と「ソースを作るフライパン」の2つを使います。このレシピはフライパンの中で茹でてそのまま仕上げるので、洗うのはフライパンだけです。

2. パスタの茹で汁を捨てないから味が濃い

別茹でだと、パスタから出たデンプンと塩気は茹で汁と一緒に捨ててしまいます。ワンパンならそのデンプンがそのままソースのとろみになるので、乳化剤も生クリームも使わずにソースがパスタに絡みます。ワンパンパスタが「手抜きなのに美味しい」と言われるのはこれが理由です。

3. 3人前以上でも分量に迷わない

レシピサイトの多くは2人前で書かれていて、3人前や4人前にするときに水の量で失敗しがちです。このレシピはパスタ100gあたりの比率で組んであるので、人数が変わっても同じ味になります。

材料(3人前)

材料 分量 ポイント
パスタ 300g 1.6mm・茹で時間3分のもの。太いと水分が足りなくなる
900ml パスタの重さ×3倍が基準
コンソメ 3個 パスタ100gにつき1個
にんにく 6片 パスタ100gにつき2片。多いと感じる量が正解
小さじ1 コンソメに塩気があるので入れすぎない
オリーブオイル 大さじ2+仕上げに大さじ2 2回に分けて入れるのが重要
鷹の爪 少量 お好みで。子どもがいるなら抜いてOK
パセリ お好みで なくても味は変わらない

なぜ水は900mlなのか

ワンパンパスタは「茹で終わりと水分が無くなるタイミングを合わせる」のがすべてです。水が多いとスープパスタになり、少ないと芯が残ります。パスタの重さ×3倍が目安で、300gなら900mlです。

なぜ茹で時間3分のパスタなのか

茹で時間が長いパスタ(7分など)だと、麺が茹で上がる前に水が飛んでしまいます。1.6mm・3分茹でのものを選んでください。早茹でタイプならメーカーは問いません。

作り方(約10分)

1. にんにくを粗みじん切りにする

みじん切りにしすぎると焦げます。粗めに刻むことで、香りが出て食感も残ります。

2. オリーブオイル大さじ2でにんにくを炒める

火は弱火。強火だと表面だけ焦げて中の香りが出ません。フライパンを傾けて油を溜めると全体に火が入ります。

3. 鷹の爪を入れる(お好みで)

にんにくより焦げやすいのであとから入れるのがコツです。子どもと食べるなら省略してください。

4. きつね色になったら水900ml・コンソメ3個・塩小さじ1を入れて沸騰させる

にんにくがきつね色になってから。白いままだと香りが立ちません。

5. パスタを入れて表示時間どおり茹でる

パスタは折らずにそのまま入れて、柔らかくなったら沈めます。ここでときどき混ぜること。放置するとフライパンの底にくっつきます。

6. オリーブオイル大さじ2をまわしかけ、30秒〜1分ほど火にかける

ここがこのレシピの山場です。残った水分とオリーブオイルを強めの火で混ぜ合わせることで、油と水が混ざってとろみのあるソースになります。水気が飛んでフライパンの底が見えるくらいが完成の合図です。

7. お好みでパセリをかけて完成

失敗しないための3つのポイント

  1. にんにくは弱火。焦がすと全体が苦くなり、リカバリーできません。
  2. オリーブオイルは2回に分ける。最初は香り出し、最後は乳化のためで役割が違います。最後の大さじ2を省くとソースが水っぽくなります。
  3. 茹でている間に何度か混ぜる。ワンパンは湯量が少ないので、放置するとくっつきます。

人数別の分量早見表

パスタ100gあたり「水300ml・コンソメ1個・にんにく2片」が基準です。

人数 パスタ コンソメ にんにく オリーブオイル
2人前 200g 600ml 2個 4片 小さじ2/3 大さじ1.5+1.5
3人前 300g 900ml 3個 6片 小さじ1 大さじ2+2
4人前 400g 1200ml 4個 8片 小さじ1と1/3 大さじ2.5+2.5
5人前 500g 1500ml 5個 10片 小さじ1と2/3 大さじ3+3
6人前 600g 1800ml 6個 12片 小さじ2 大さじ3.5+3.5

注意:フライパンのサイズが先に限界を迎えます。3人前(水900ml)までは26cmのフライパンで作れますが、4人前以上は28cm以上、5人前を超えると深型のフライパンか鍋が必要です。入りきらない場合は無理をせず2回に分けてください。

アレンジ

  • ベーコン・ウインナー:手順2でにんにくと一緒に炒める。子どもがいるならこれが一番喜ばれます
  • きのこ(しめじ・マイタケ):手順4で水と一緒に入れる。かさ増しにもなります
  • しらす・桜えび:仕上げに乗せるだけ。塩気があるので塩を少し減らします
  • キャベツ・ブロッコリー:パスタの残り2分のところで一緒に投入
  • 粉チーズ・黒こしょう:仕上げに。味が一段濃くなります

保存と作り置き

パスタは作りたてが一番おいしいので、基本的に作り置きには向きません。時間が経つと麺が水分を吸って伸びます。

どうしても残った場合は冷蔵で翌日まで。温め直すときはフライパンにオリーブオイルを少量足して炒め直すと復活します。電子レンジだけだとパサつきます。

よくある質問

Q. パスタは何mmでもいいですか?

A. 1.6mm・茹で時間3分のものを推奨します。7分茹でなど太いパスタだと、茹で上がる前に水分が飛んでしまいます。どうしても太いものを使うなら、水を2割ほど増やして様子を見てください。

Q. コンソメがない場合は?

A. 鶏ガラスープの素で代用できます。同量でほぼ同じ仕上がりです。何も無い場合は塩だけでも作れますが、その場合は塩を小さじ1.5に増やしてください。

Q. 子どもでも食べられますか?

A. 鷹の爪を抜けば大丈夫です。にんにくの量が気になる場合は半分(3片)に減らしても成立します。

Q. 3人前を1つのフライパンで作れますか?

A. 26cm以上のフライパンなら作れます。水900mlが入るかどうかが基準です。24cm以下だと吹きこぼれるので、2回に分けるか鍋を使ってください。

Q. 水っぽくなってしまいました

A. 最後の「オリーブオイルを入れて30秒〜1分火にかける」工程が足りていません。フライパンの底が見えるまで水分を飛ばしてください。それでも水っぽければ、そのまま強火で30秒追加します。

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